イタリア・ミラノにて、日本の伝統と新しいデザインを融合させたJAPAN DESIGN WEEK in Milano 2018を開催。「匠展」では新進気鋭のクリエイター・企業による作品を展示。
期間:2018年4月17日(火)~ 4月22日(日)10:00~21:00
※4月22日のみ10:00~18:00
プレスプレビュー:2018年4月16日(月)15:00~20:00
会場:トルトーナ地区「SUPERSTUDIO」
WEBサイト:http://www.superdesignshow.com/en/
Designer 心映 Chie
日本の家具デザイナー。プロダクトデザインとして収納を捉え、制作。暮らしを楽しく豊かにするデザイナとして多方面で活躍。モデル事務所As暮らしデザイン専門家モデル。公益社団法人JID正会員。
協力:+veve craftsman
She is a Japanese furniture designer. Model office As belonging to life design expert model. Regular member of corporation JID. She is active in many fields as a designer who enjoys life enrichingly.
Support by +veve craftsman
作品:&n Stool (andon stool)
作品は、日本の伝統ある灯り、‘行燈(アンドン)‘へのオマージュ。古来の行燈は、持ち運んで、ろうそくに火を灯し、和紙から漏れる仄かな光が、自分の居場所を照らしてくれる存在。そこで、生まれる大切な人と共有する時間や、ひとりの時間、お気に入りの本を読んだり、恋文や大切な人に手紙を書いたり、そんな時間を作ってくれる行燈。
そんな行燈を、現代に蘇らせるとしたら、STOOLとして、居場所を照らしてくれる存在で、どこへでも折り畳んで持ち運べる相棒の様なSTOOLとして制作。場所や空間をCO「共創」という考えで、同じ場所でも、STOOLをそれぞれ使用することで、共有しつつも、個々の居場所も時間も作ることが出来る、現代の行燈という存在に成り得るものが出来ました。
作品のスツールは、旭川デザインウィーク等でも活躍している京都の若手木工家コンビ+veveとコラボしたもの。木材は、ホワイトメープル。折畳み、また組み上げるを、2アクションで簡単にこの形に出来るのは、圧巻です。その構造は秘密だそうです。鞄に入るサイズというのも驚きです。
ミラノサローネ2017
ミラノデザインウィーク期間中、ミラノサローネ発祥の建物であるミラノトリエンナーレデザインミュージアムにて、トリエンナーレデザインウィーク内の日本の匠展に出展
入選作品資料:
作品名 STORAGE STOOL
素材は、日本の銘木が眠っている突板工場から、未来の新たな素材として、突き尻板を使用したマガジンラックになるサイドテーブル兼スツールを制作した
使用する素材「突き尻板」は、天然銘木の突板を作る工程で出てくる、削り切れない部分、現況では捨てられる事が多い「突き尻板」を使っています。天然銘木は希少価値のある木が多く、そこから残った突き尻もやはり銘木の一部。一度眠ってしまった、これからの新素材を都市鉱山から発掘して、そう採れないかもしれない希少価値素材を使用している。
「STORAGE STOOL」のconceptは、いろんな素材とお気に入りの本を仕舞うことで、自分の好きな居場所を創る。
収納機能を兼ね備えたスツールや柱型ストレージに生まれ変わりました。
まちデコール2013 0556style presents
ドキュメンタリー「アップサイクルプロジェクト2013」
2013/11/24 に公開
大阪で11月に開催されるインテリアイベント、まちデコールに向けて、「アップサイクルプロジェクト」として、心映監修の元、都市鉱山の中から突き尻板という素材を使って、商品開発の課題を、それぞれ異なるデザイナー2人に投げ掛ける。無印良品の生活雑貨等もデザインされていたフリーランスプロダクトデザイナー高橋考治氏、pass art所属新人インテリアデザイナー熊谷哲也氏、そして、銘木突板家具デザインのプロであり、造作デザインのカリスマ、ビルドインファニチャーデザイナー(造作家具デザイナー)で、弊社0556styleプロデューサーの心映が二人をアシストしながら、三人三様の考えの基、動き出した答えは・・・