新しい価値が潜んでいる素材
厚単板の突き板には、自然な切り出した表情を出す為、ラフソーン加工を施しています
私自身は、此方に関しては、20年目で、やっと自然に取り入れている様な感覚なのですが、これまで試行錯誤がありました
最終的には、未来、住まわれるお客様が今後未来に、快適に使える様にする為の設計にしていったら、いつの間にかこの方法が解決法で、自然と収納が取り入れやすい快適さが、この設計だろうと思って、いつも考えている結果なので、そんなに難しく考えているわけではありません
どんなにカスタマイズしたとしても、エンドユーザーさんが、将来困ってしまうようでは、そんなにいいデザインでは無いと思うのがわたしの心情で、デザインは、見せびらかす為のものでは無く、あくまでも、お客様が望む未来を創って行く為のサポートになるものだと考えています
デザイナーって、勘違いされやすいですが、あくまでも自己アピールの為の派手な職業ではなく、地味で裏方ですが、ユーザーさんの未来を創造でき、サポート出来る素晴らしい職業だと思っています
此方のお施主様の未来の暮らし、快適な暮らしと、満足感がある空間演出ができればと考えました
話が造作デザインに飛んでしまいましたが、
元に戻すと、
扉を切りだした角材の様に見せるため、AV機器を収納する部分もガラス等の扉ではなく、
角材の自然な風合いが出る様に、ストレートな材で扉を製作してもらいました
内部に収納するAV機器にもリモコンが効く様、赤外線リモコンリピーターを設置しています
(実はこのリモコンリピーター、これまでに造作デザインさせて戴いたリピーターのお客様から制作の時に教えて戴いたアイテムで、それから幾度となく提案させて貰ってます)
それによって、突き尻板の一枚板をストレートに使用できました
それを、十数年前迄、焼いてしまっていたなんて…
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